春の花粉に備えましょう!カンタンにできる網戸の張替で花粉症対策
今年も春の季節がやってきましたね。
地域によっては気温も上がり、窓を開けると気持ちの良い気候になってきましたが、花粉症だと窓を開けるのに勇気がいります。
さらに網戸には小さいゴミやほこりが溜まり、汚れが気になりがち…。
ですが、実はそんな網戸のアミを交換することで、快適に空気の入れ替えができるだけでなく、花粉対策にもなるのです。
今回はそんな網戸のアミを簡単に張り替えられる方法を試してみました!
【用意するもの】
・網 (30メッシュ※1・91cm×2m)
・網押えゴム※2(5.5㎜×7メートル)
・ツインローラーNW
(網押えゴムをはめ込むもの)
・ハサミ
・カッター
・ドライバー
※1 メッシュとは網の目の細かさの単位のこと。
「1インチ(2.54センチ)当りの網目の数」をいいます。数が大きくなればなるほど網目が細かいということになります。標準の18メッシュから超細目の40メッシュまであります。
※2 網押えゴムの太さは様々です。
溝の幅に合わせて調整できるゴムもありますが、今あるものをお店に持っていき適切な種類を選ぶことをオススメします。
【張り替えスタート】
網戸を取りはずして、張り替えを行っていきます!
【1. 押えゴム・網を外す】
押えゴムの端を探し、ドライバー等を使用し、引き上げて外します。
写真の網戸は約3年ほど使用していたため、アミ・網ゴム・枠、全て汚れています。
地道に剥がしていきます。
【2. 枠・溝の砂ほこりをキレイに掃除する】
濡れ布巾の上からドライバー(溝に入る細長いもの)を当てると隅々までキレイになります。
歴史を感じる汚れ。網戸が汚れをブロックしてくれていたことをあらためて実感しました。
キレイになりました!先ほどの写真と比べると見違えますね。
【3. 網をのせる】
網戸の枠分くらいの網を残すように余裕を持たせて網をのせます。(端の部分は最後にカットします。)
【4. 押えゴムをはめ込む ※ツインローラーNWを使用します】
まず最初に、角(L字部分)を埋め込み、そのまま縦の長い方を先にはめます。
意外と繊細な作業ですね。
▽POINT
縦の長い方側に網ゴムを埋め込んだ後、反対側に5㎝~6㎝ほどにカットした網ゴムで仮止めをすると上手に張ることができますよ。
2辺までゴムの埋め込みが終わった後は、たわみがなくなるように、下記写真のようにピンと伸ばしながら行います。
ふたり以上で行うとよりスムーズに仕上がります。
角まで忘れずに。
▽POINT
浮いてこないよう、角はしっかり固定すること!
網をピンっと伸ばすのは1人では少し大変です。ご家族やお友達と一緒に協力して行うとより早く、上手にできますよ。
【5. カットして完成! ※網戸用カッター・普通のカッターを使用します】
最後に、余分な網をカットします。
今回は、網戸専用カッター・普通のカッター両方試してみましたが、網戸専用カッターのほうが、網を切りやすい設計になっており、スムーズで綺麗に切ることができました。
手を切ってしまわないよう気を付けてください。
ふたりで行うと安心ですね。
張り替え完了です。
ピーンと張った新しい網戸は綺麗で気持ちが良いです!
【最後に…】
実際に張り替えをしてみましたが、1枚あたり20~30分で完成しました。
網、網押えゴムで2,000円程度、ツインローラーNWは250円~500円程度(※)で、簡単に新品同様、キレイな仕上がりになります。
またご家族やお友達と協力しておしゃべりしながら、休日の1つのイベントとして行ってみるのも楽しいかと思います。
窓を開けて新鮮な空気の入れ替えをして、春を感じてみてはいかがでしょうか。
是非みなさんも試してみてください!
(※)張り替える網戸の枚数や選ぶ網の材料、購入先によって異なります。