片づけやすく、使いやすい。機能とデザインを兼ねそろえた、リノベで作る収納アイデア

お部屋の中で快適に過ごすために、収納スペースはとても大事。

最近ではウォークインクローゼットが主流になり、あえて見せる収納なども目にする機会も増えてきたのではないでしょうか。

今回は単純に荷物を「しまえる」だけではなく、家事動線や使いやすさを重視したリノベーションでつくる収納のアイデアをご紹介します。

 

キッチンと玄関をつなぐシューズクロークとパントリー

左:シューズクローク 右:パントリー

ひとつめにご紹介するのは、玄関からキッチンまでを繋げたウォークスルー収納。

お子様が小さいと、ベビーカーや子ども用自転車、お外遊びの遊具など、屋外で使用する道具なども多いですよね。

こちらのプランでは、大きなシューズクローゼットを設け、外で使用する荷物をそのまましまうことができます。

 さらにパントリーを抜けて、玄関からキッチンまで直接いける動線となっています。

パントリーには、かさばる常備食などを収納する事ができ、キッチンのすぐ隣なので家事動線もバッチリです。

 

対面キッチンの背面は、収納でスッキリと

対面キッチンの背面には、カップボードを設置するイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。最近では各家具メーカーから高機能でデザイン性にも優れた商品がたくさん出ていて、選ぶ幅がひろがりますね!

でも、せっかくリノベーションをするのであれば、キッチンの背面には収納を設置してよりスッキリとした印象としてお部屋をみせるのはいかがでしょうか。

カップボードと比べて収納力もUPするので何かと多いキッチンまわりの道具や家電、食品などをしまうパントリーとしても使えます。

 

お布団も収納できるような奥行設計と中段を設置

季節も10月後半に入り、衣替えもひと段落。寝具も冬用にお布団をだす季節ですね。

この寝具を収納する場所。お困りではありませんか?

近年ではライフスタイルの変化から和室がないお家も多いかと思います。

和室があればお布団を収納する押し入れがあることが多いですが、和室が無い場合、お布団の収納には頭を悩ませます。

そこで、リノベーションで収納を設計する際に、お布団を収納できる奥行でプランし、さらに押し入れなどで使用する「中段」と呼ばれる棚の設置をご提案します。すのこを下に敷いて風通しをよくしてお布団を収納する事ができます。

 

POINT:収納の中のクロスにアクセントクロスを使用する事で、お部屋全体にはなかなか貼れない様なビビットなカラーなども収納の中なら思い切って貼れますね。普段見えない箇所だからこそ、収納を開けた時に好きなカラーや柄のクロスが目に入るだけで、お片付けも少し楽しくなりそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

どのようなライフスタイルで、どれぐらいのモノを持っていてどこに「しまう」かで変わってくる収納の考え方。

今回はしあわせリノベ研究所らしく、機能面からの収納のアイデアをご紹介しました。