住まいの湿気対策に。じめじめした季節を乗り切る調湿機能建材の効果を独自に検証!

じめじめした夏をちょっとでも 「カラっと」「すっきり」過ごしたい。

梅雨から夏の時期は湿気が多く、じめじめとした天気がつづきますよね。快適な生活環境の湿度は40%~60%と言われています。

今の時期、こんな住まいのお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。「マンションは窓の数が少ないから風の通りもいまいち…」「RC構造のマンションって、気密性は高いけど夏は熱はこもってしまって暑い…」「お風呂や洗面室はカビが心配…」。快適に過ごすために、高温多湿の日本特有の湿度が少しでも低かったら、快適度が増すのではないでしょうか。

お部屋の広い範囲で湿気対策するには?

換気扇や浴室乾燥機、24時間換気、浴室の排水機能の高い床など、お部屋の換気や乾燥を促す設備はたくさんあります。

でも取り換えるには費用がかさみますし、効果はお部屋全体ではなく、ほんの一部です。

居室でも効果的なアイテムを取り入れ、快適に過ごすには?収納や洗面室、玄関のように、特に湿度の高さが気になる空間のじめじめを解消するには?

そこで湿気対策として調湿建材の効果は通常の建材と比べどれほどの違いがあるのかを実験してみました。

 

調湿建材とは・・・室内の湿度が過多の場合は吸湿し、反対に室内空気が乾燥状態にある場合は放湿して室内の湿度調整を行う機能性建材のことです。

 

広く一般的に流通している調湿建材はあるけど、気になる効果は…

調湿建材にはどれほどの効果があるのでしょう。そんな疑問を解消するため、私たち「しあわせリノベ研究所」では調湿性能を持つ建材である「調湿機能付クロス」、「エコカラット」の性能を検証する実験を行いました。比較のため、「普通のクロス」も使い、実験しました。

調湿建材の比較実験スタート

手順1:密閉ボックスに同じ面積の建材をセッティング。スタートは、気温26℃、湿度60%でした。

手順2:常温の水をコップに入れて30分放置。密閉空間の湿度を高めます。

 


 

水の入ったコップを入れると、密閉空間の湿度がどんどん上がります。この時点ですでにエコカラットの効果が見えはじめ・・・30分後コップを取り除き、湿度低下の経過を観察するため、待つこと1時間半・・・さて、調湿建材の効果は?

 

 

実験の結果は…

時間ごとの経過はこちらになります。

「普通のクロス」が120分後は72%の湿度だったのに対し、「エコカラット」では120分後の湿度が62%と、湿度は10%の差となりました!  

調湿機能クロスは短時間で効果は出にくかったものの、紙おむつにも使われている吸水性ポリマーの働きにより、結露やカビの発生の抑制にも効果が期待出来ます。

 

まとめ

エコカラットはクロスが張ってあるような平らな面であれば、どこへでも張ることができます。しかも種類や色も豊富で、部分的に張るだけでもお部屋のアクセントにもなり一石二鳥の効果です。私たちの実験で効果を確かめることができた「エコカラット」。今後のリノベーションで積極的にとり入れていきたいと思います。

 

ここでちょっとポイント!

クロスの張替えやエコカラットを施工するには費用や時間もかかり、大がかりな工事になってしまいますよね。

そこで、ご紹介したいのがエコカラットでも「アート」のように飾れる「デザインパネルキット」という商品。

この商品なら気軽にエコカラットを貼って、お部屋の湿度を調整できます。

※注)結果はあくまでも、しあわせリノベ研究所による独自の実験に基づくものです。