【2024年版】不動産仲介手数料売上ランキングと不動産会社の選び方を紹介

多くの方にとって、不動産の売却は大きなライフイベントでしょう。

大切な資産を売る以上、不動産売却に関しておすすめできる会社はどこなのか、真剣に探している方も多いのではないでしょうか。

不動産会社を選ぶ際は、良い会社にはどんな特徴があるのか、どのように会社を選べば良いのか、といったポイントを押さえておく必要があります。

そこで今回の記事では、2023年度の不動産仲介ランキングと上位の不動産会社の特徴を紹介し、実際に不動産を売却する際に良い会社・悪い会社を判断する5つのポイントをお伝えします。

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【2024年版】不動産仲介会社の手数料売上ランキング

最初にこの章では、不動産仲介会社の手数料売上ランキングと各不動産会社の特徴についてご紹介します。

公益社団法人不動産流通推進センター（2023年9月発表）によると、2023年9月時点での仲介各社の売上ランキングは以下の通りです。

仲介取扱高、仲介件数、手数料収入、店舗数の出典：公益財団法人不動産流通推進センター「2023不動産業統計集（9月期改訂）」

次にランキングで紹介している不動産会社の特徴について見ていきましょう。

1位：三井不動産リアルティグループ

三井不動産リアルティ株式会社は、不動産業界最大手の不動産会社です。

長らく仲介手数料収入1位の座に君臨し続けており、名実ともに業界トップの不動産会社となります。

売主と買主のいずれからも評価が高く、信頼して任せることができる会社です。

2位：東急リバブル

東急リバブル株式会社は、常に業界トップ3の中にいる大手不動産会社です。

2位と3位の座を住友不動産販売と長年競い合っており、熾烈な争いが続いています。

東急リバブルは、戸建て住宅街の大規模開発に定評がある東急不動産グループの一員であり、昔から戸建ての仲介が強いです。

3位：住友不動産販売

住友不動産販売株式会社は、常に業界トップ3の中にいる大手不動産会社です。

長らく業界2位に安定していましたが、近年は東急リバブルとの力が拮抗しています。

グループ会社である住友不動産は都市部でオフィスビル開発に定評があり、住友不動産販売株式会社も都市部を中心に営業展開している会社です。

4位：野村不動産グループ

野村不動産ソリューションズ株式会社は、野村の仲介＋(プラス)というサービス名称で仲介を行っています。

野村不動産グループは、業界内でも常に先駆的な取り組みを行う会社として知られています。

仲介のサービスは、大手不動産会社の中でも特に充実しています。

5位：センチュリー21

センチュリー21は、日本全国で展開されている不動産のフランチャイズブランドです。

フランチャイズブランドとしてのセンチュリー21は、買取やリースバック(売却後に家賃を払うことで住み続けられる売却方法)に定評があります。

フランチャイズに加入している店舗は、駅前にある不動産会社が多いことも特徴です。

6位：三井住友トラスト不動産

三井住友トラスト不動産株式会社は、2012年4月にすみしん不動産と中央三井信不動産が経営統合して誕生した信託銀行系の会社です。

元々実力のある信託銀行系の不動産会社同士が合併したことから、信託銀行系の不動産会社の中ではトップになりました。

信託銀行系の不動産会社であるため、安心感があります。

7位：三菱UFJ不動産販売

三菱UFJ不動産販売株式会社は、三菱信託銀行系の不動産会社です。

個人向けだけでなく、法人向けの不動産サービスも積極的に展開しています。

三菱ブランドがあり、かつ、信託銀行系の会社であることから、信頼感のある会社といえます。

8位：みずほ不動産販売

みずほ不動産販売株式会社は、みずほ信託銀行系の不動産会社です。

信託銀行系の不動産会社は、かつてはみずほ信託銀行が一番力はあったことから、みずほ不動産販売株式会社も実力の高い会社となります。

みずほ不動産販売株式会社では、主に個人向けの不動産サービスを行っていることが特徴です。

9位：オープンハウス

株式会社オープンハウスは、戸建て住宅の建築を主たるサービスとする不動産会社です。

東京23区を中心に、首都圏や名古屋、関西、福岡で営業展開しています。

戸建ての建築に強みを持っており、戸建ての仲介を安心して依頼できる会社です。

10位：三菱地所リアルエステートサービス

三菱地所リアルエステートサービス株式会社は、三菱地所の販売会社です。

三菱地所リアルエステートサービスでは、主に法人仲介を手掛けています。

店舗数が少ない割に仲介取扱高が多く、大型物件の取り扱いを得意としている会社です。

11位：積水ハウスグループ

積水ハウスグループは、全国にある6つの積水ハウス不動産からなる会社です。

住宅業界大手の積水ハウスのグループ会社であり、積水ハウスで施工した賃貸住宅の管理を中心に行っています。

住宅に適した土地の提供等も行っており、住宅向けの土地の仲介に力のある会社です。

12位：東宝ハウスグループ

東宝ハウスグループは、住宅を中心に不動産の売買仲介を行っている会社です。

同じ漢字でも映画配給会社の東宝とは、無関係の会社となります。

東宝ハウスグループは、関東一円に広がる店舗がそれぞれ独立した会社となっている点が特徴です。

13位：大和ハウスグループ

大和ハウス工業株式会社は、住宅業界最大手の会社です。

大和ハウスグループでは、リブネスというブランド名で仲介サービスを行っています。

住宅メーカーとしての強みを生かしており、仲介だけでなくリフォームやリノベーションの提案もできる会社です。

14位：住友林業ホームサービス

住友林業ホームサービス株式会社は、住友林業のグループ会社です。

仲介のサービスは「すみなび」というブランド名で展開しています。

住友林業は注文住宅でハイブランドなイメージを確立している会社ですが、住友林業ホームサービスは戸建てもマンションも顧客からの評価が高い会社です。

15位：東京建物不動産販売

東京建物不動産販売株式会社は、東京建物の販売会社です。

東京建物は、ブリリアというマンションブランドで分譲マンションを開発しています。

東京建物不動産販売株式会社は、投資・事業用の不動産を多く取り扱っており、法人の顧客も多いです。

16位：大成有楽不動産販売グループ

大成有楽不動産販売株式会社は、大成有楽不動産の販売会社です。

大成有楽不動産は、大手ゼネコンである大成建設のグループ会社となります。

大成有楽不動産販売株式会社は、イエタンというブランド名で仲介サービスを行っており、マンションの仲介に強いです。

17位：中央日本土地建物グループ

中央日本土地建物グループ株式会社は、2020年に日本土地建物株式会社と中央不動産株式会社が合併してできた会社です。

中央日本土地建物グループは、法人を対象としたビジネスを得意としています。

仲介も法人仲介に特化しており、少ない店舗数で多くの売上をあげています。

18位：大京穴吹不動産

大京穴吹不動産は、ライオンズマンションでおなじみの大京グループの不動産会社です。

大京穴吹不動産も、マンションの仲介に強い会社となります。

売却後に設備の保証をする、24時間駆けつけサービスを実施する等の手厚いサービスを提供している点が特徴です。

19位：福屋ホールディングス

株式会社福屋ホールディングスは、関西を中心に首都圏や九州でも不動産の仲介を行っている会社となります。

会社自体は1965年(昭和40年)に創業されており、歴史のある会社です。

オリコンの仲介ランキングの常連企業であり、顧客からの評判が高い会社となります。

20位：伊藤忠ハウジング

伊藤忠ハウジング株式会社は、大手商社である伊藤忠商事のグループ会社です。

伊藤忠グループはグループ内に伊藤忠都市開発というディベロッパーがあり、伊藤忠ハウジングは伊藤忠都市開発が分譲したマンションの販売を主に行っています。

伊藤忠グループ全体では様々なことに取り組んでおり、総合力のある会社です。

21位：スターツグループ

スターツグループは、全国でピタットハウスというフランチャイズブランドを展開しています。

ピタットハウスは賃貸仲介に強いフランチャイズブランドですが、売買仲介の実績も豊富です。

各店舗は全国の加盟店ネットワークを駆使しながら、売却活動を行っています。

22位：三菱地所ハウスネット

三菱地所ハウスネット株式会社は、三菱地所グループの中で主に個人向け仲介を行っている会社です。

主なサービスとしては、売買仲介のほか、賃貸仲介も行っています。

三菱地所グループの会社であることから、信頼性が高く、安心して依頼できる会社です。

23位：近鉄不動産

近鉄不動産株式会社は、関西の大手私鉄である近鉄のグループ会社です。

関西方面を中心に、分譲マンション事業も手掛けており、総合力のある不動産会社となります。

顧客の評判は極めて高く、オリコンの仲介ランキングでは毎年、上位の常連企業です。

24位：長谷工リアルエステート

株式会社長谷工リアルエステートは、マンション施工累積実績で全国1位である長谷工コーポレーションのグループ会社です。

長谷工コーポレーションは、マンションに関しては日本のトップランナー企業となります。

長谷工リアルエステートもグループ企業としての強みを生かしており、マンションの仲介に強い会社です。

25位：リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ

リストインターナショナルリアルティ株式会社は、世界72の国と地域にアクセスできるグローバル企業です。

東京都と神奈川県を拠点として地域密着型の営業をしており、売買と賃貸の仲介の他、不動産管理も行っています。

ハワイやアジア等の海外の物件の仲介も行っている点が特徴です。

26位：ポラスグループ

ポラス株式会社は、主に戸建て住宅の分譲や注文住宅の建設を行っている会社です。

不動産に関しては、売買や賃貸の仲介の他、賃貸管理や土地活用の提案等も行っています。

施工会社としての強みを持っていることから、幅広い提案ができる点が強みです。

27位：MEグループ

MEホールディングス株式会社は、日本を代表する企業を創るというスローガンのもと、様々な事業を行っている会社です。

不動産流通事業は、MEホールディングスの中核をなす事業となっています。

相応に企業規模が大きく事業規模も広いことから、幅広いニーズに対応ができる総合力のある会社です。

28位：小田急不動産

小田急不動産株式会社は、小田急電鉄グループの不動産会社です。

小田急沿線エリアに強く、支店も東京西部から神奈川県方面に多く配置されています。

母体が大手私鉄の電鉄系不動産会社であることから、神奈川県方面の方には信頼感と親近感があり、依頼もしやすいといえます。

29位：メルディア リアルティ

株式会社メルディア リアルティは、首都圏と東海地方を中心に、新築の戸建て分譲や中古住宅の売買を行っている会社です。

注文住宅を建てる人向けに、土地購入から積極的に関わることができる強みがあります。

仲介に関しては、戸建てだけでなく土地やマンションも扱っています。

30位：ナイス

ナイス株式会社は、グループ全体では、建築資材事業や住宅事業、建築工事事業等を手掛けている会社です。

不動産売買や賃貸、リフォーム、建築を行っており、法人を相手にして事業用不動産の取り扱いも行っています。

総合力があるため、幅広いニーズに対応ができる会社です。

31位：阪急阪神不動産

阪急阪神不動産株式会社は、阪急電鉄グループの不動産会社です。

阪急阪神不動産株式会社は、関西を中心に分譲マンションだけでなく、都市開発も手掛けている不動産会社となります。

阪急ブランドは関西において優良イメージを確立しており、信頼感があるといえます。

32位：REDS

REDSは、株式会社不動産流通システムが展開している仲介のサービス名です。

REDSの特徴は、仲介手数料がゼロ円もしくは割引になるという点が挙げられます。

また、不動産を売却する際のエージェント(代理人)を紹介するサービスも行っており、他社と様々な点を差別化していることも特徴です。

33位：京王不動産

京王不動産株式会社は、京王電鉄グループの不動産会社です。

新宿から多摩エリアに伸びる京王線沿線を中心に、不動産仲介事業を展開しています。

個人向けの売買や仲介だけでなく、法人向けの店舗やオフィスの仲介も行っています。

エリア戦略が明確であることから、京王線沿線の人は依頼しやすい会社です。

34位：朝日住宅

朝日住宅株式会社は、売買仲介を中心にリフォーム事業も行っている不動産会社です。

営業エリアは東京都や埼玉県が中心ですが、関西でも支店を置いて事業を展開しています。

リフォームに強みを持っている企業であり、中古住宅を買い取って再販する事業も手掛けています。

35位：相鉄不動産販売

相鉄不動産販売株式会社は、相模鉄道を経営する相鉄グループの不動産会社です。

店舗は相鉄沿線を中心に配置されており、神奈川県に密着した不動産会社となります。

仲介に関しては、売買と賃貸を行っています。

地元の人にとっては、信頼感と親近感があり、依頼しやすい会社です。

36位：京急不動産

京急不動産株式会社は、京急電鉄グループの不動産会社です。

京急不動産株式会社では、戸建てやマンションの分譲開発や土地活用も行っています。

仲介は売買と賃貸の両方を行っており、分譲用地の買取も実施しています。

総合力のある会社であるため、幅広いニーズに対応することができます。

不動産会社の選び方のポイント

ここまで不動産仲介の手数料売上ランキングや各不動産会社の特徴について見てきましたが、では不動産会社はどのように選べば良いのでしょうか。

この章では、不動産会社の選び方のポイントを解説いたします。

不動産会社の選び方のポイントとしては、以下の5つが挙げられます。

それぞれ詳しく解説します。

1.遠過ぎない不動産会社を選ぶ

まず、物件から遠過ぎない不動産会社を選ぶことが基本です。

一般的には、物件の近くの不動産会社を選んだほうが良いとされます。

物件に近い不動産会社のほうが、その近辺の相場をよく把握しています。

そのため、適正な価格でスムーズに売却を進めてくれるでしょう。

ただし、必ずしも物件のすぐ近くの不動産会社である必要はありません。

ある程度離れている不動産会社でも、インターネットを利用して高く売却することは可能です。

しかし、遠くても隣の都道府県程度までに留めておきましょう。

例えば、北海道の物件を売却する際、東京都の不動産会社に頼む必要はありません。

不動産会社は、遠方の不動産の売却を依頼されても、その地域の不動産会社に客付けを依頼するだけです。

そのため、高額で売れる確率は低くなります。

一方、神奈川県での売却を東京都の不動産会社に依頼する程度であれば、特に大きな問題は発生しないでしょう。

隣の都道府県程度の距離であれば、依頼した不動産会社が直接動いてくれます。

物件に最も近い不動産会社である必要はありませんが、あまりにも遠方の不動産会社は避けるようにしましょう。

2.自分の物件に合った無料サービスを選ぶ

自分の物件に合った無料サービスを提供している不動産会社を選ぶこともポイントです。

ここ数年、大手を中心に、仲介に付随して無料サービスを行う不動産会社が増えています。

こうした無料サービスの中には、「ハウスクリーニング」や「土地測量」「設備補修」「建物状況調査（インスペクション)」「瑕疵（かし）担保保険の付保」などがあります。

ハウスクリーニング

ハウスクリーニングとは、プロの清掃会社による住宅の清掃のことです。

インスペクション

インスペクションとは、主に柱や基礎、壁、屋根などの構造耐力上主要な部分や、外壁や開口部などの雨水の浸入を防止する部分について行う、専門家による目視や計測などの調査のことです。

瑕疵担保保険

瑕疵担保保険とは、売却後、物件に瑕疵が発見された場合、その補修費用の一部を保険料によってカバーすることができる保険です。

瑕疵

瑕疵とは、家の場合は雨水の浸入が発生するなど、売買の目的物が通常の品質を欠くことを言います。

例えば、家がきれいな状態でなければ「ハウスクリーニング」を選択し、きれいにしてから販売活動に取りかかることができます。

また、設備が壊れている場合などは「設備補修」サービスを利用すれば、設備を修繕した状態で売却することが可能です。

マンション売却時のハウスクリーニングについては、以下の記事で詳しく解説しています。

3.広告作りに熱心な不動産会社を選ぶ

熱心に売却をしてくれる不動産会社を選ぶこともポイントです。

近年の不動産売却では、SUUMOやLIFULL HOME'Sのような不動産ポータルサイトでの広告がますます重要になってきました。

SUUMOでは、検索キーワードに不動産会社名を入力すると、その不動産会社が現在販売している物件を見ることができます。

熱心な不動産会社の広告は、物件の写真が豊富で、動画や地域の情報なども掲載しています。

広告がきちんとしている物件は、買主が購入を検討しやすいとされていますし、内覧を希望する人も増えます。

内覧

内覧とは、購入希望者に対して家の中を見せる販売行為です。

多くの人に内覧をしてもらうためにも、広告作りに熱心な不動産会社を選ぶようにしましょう。

マンション売却時の内覧については、以下の記事で詳しく解説しています。

4.査定の根拠に納得感がある不動産会社を選ぶ

査定の根拠に納得感がある不動産会社を選ぶこともポイントです。

不動産売却では、複数の不動産会社に査定を依頼することがあります。

提示された査定額がバラバラだった場合、より高い査定価格を出した不動産会社に依頼したくなりますが、高い査定価格の会社には少し気を付けるようにしてください。

なぜなら、高い査定価格を出す会社の中には、単に仲介の契約を取りたいだけで、いざ売却活動が始まったら値下げを要求してくる会社もあるためです。

査定価格を提示された時は、その根拠をきちんと確認することが大切です。

具体的には、査定価格の説明を受ける際、「似ている事例を見せてください」と聞くのが良い方法でしょう。

立地条件や面積、築年数などが似ている物件の売却実績があれば、同じくらいの価格が妥当という判断ができます。

類似の事例と提示された査定価格がかけ離れていれば、なぜ価格に差があるのか説明を求めてください。

査定の根拠の説明内容が薄く、納得感が得られないようなら、その不動産会社には依頼しないほうが良いでしょう。

5.専門的なアドバイスをくれる不動産会社を選ぶ

専門的なアドバイスをくれる不動産会社を選ぶこともポイントです。

例えば、売却前に「キッチンはハウスクリーニングしたほうが良い」「この設備を修繕したほうが高く売れやすい」などのアドバイスをしてくれる不動産会社は、物件のことをよく見ていて、高く売却するために積極的に動いてくれると言えます。

仮に一定期間以上をかけて売却できなかった場合でも、こうしたアドバイスをくれる不動産会社なら、最後まで手助けしてくれるでしょう。

3ヶ月経っても売れないのは販売戦略ミスかも！？

公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2020年)」によると首都圏の中古マンションの平均販売期間は約３ヶ月（88.3日）となっています。

また、中古マンション価格に目を向けてみると、第一回緊急事態宣言が出された2020年4月に一旦大きく値下がりしていますが、5月にはすぐに回復に転じ現在では、緊急事態宣言以前の水準よりも価格が上昇しています。このことから、中古マンション市場の活況感が伺えます。

長期的な観点でも2012年以降、継続して成約価格が上昇傾向にあるため現在は「売り時」といえるでしょう。

コロナを経て今が売り時であるにも関わらず、平均販売期間の3ヶ月以上が経過しても売却ができていないのであれば、ちょっと焦らなければならないかもしれません。

いつまでも売却できない場合、以下が要因として考えられます。

• 設定している販売価格が高すぎる
• 「築年数が古い」「室内状況が悪い」といった、個人が買主となる「仲介」という売却方法では売りにくい物件である

売却活動を始めてから３ヶ月を超えている場合は、そもそもの販売戦略を間違えている可能性があります。「仲介」から「買取」という売却方法へ切り替えることも検討しましょう。

仲介と買取の違い

買取とは、マンションの売却方法の一種で、一般的な仲介による売却とは異なり不動産会社が直接買主になります。

仲介会社は売主と媒介契約を締結したのち、なるべく高い価格で売却するために顧客への紹介の他、チラシやインターネットによる販売活動を行い、広く買主となる人を探します。

すぐに買主が現れ、高く売れる場合は問題ありませんが、買主が見つからない場合は、販売期間が長期化したり、当初設定した価格を下げざるを得なくなります。

仲介会社が直接購入する訳ではないので、仲介会社の査定は売れる可能性が高い推定の価格です。

一方で、買取価格は買主となる不動産会社が実際に購入可能な買える価格を提示していますので、場合によっては最短で数日で契約・決済まで完了させることができます。

スター・マイカでは、独自のデータベースによる正確な査定を行っており、９割超のお取引で最初に査定した価格またはそれ以上の価格で実際に買取を行っております。

実際査定を依頼いただく方の多くが仲介による販売活動を経験し、比較検討されています。

参考に買取価格を知りたいという方もお気軽にお問い合わせください。
最短2時間、遅くとも翌営業日までに査定結果をご連絡させていただきます。

査定依頼はもちろん無料です。

仲介と買取の売却方法の違いを詳しく知りたい方には、こちらの記事で詳しく解説しています。

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“作る”から“活かす”社会の実現をめざし、リノベーション中古マンションを販売する会社です。オーナーチェンジ物件の買い取りを得意とし、常時3,000戸以上保有しています。不動産のプロとして「納得のいく不動産売却」のための情報を発信しています。

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