中央区でマンション売却や買取をする前に見ておくべき売買相場や価格推移

日本のビジネスの中心地でもある東京都中央区は、オフィス街だけでなく住宅街としての顔も持ち合わせています。

東京都中央区は、東京湾に面しており、埋め立てによって土地を拡大することができるエリアです。

HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)のような大きな街を生み出すこともでき、リーズナブルで新しいマンションを提供できる強みを有しています。

住宅地としても人気のある中央区ですが、中央区内にあるマンションは一体いくらで売れるのでしょうか。

そこで今回の記事では「中央区のマンション売却」を中心に中央区の特徴、マンション売買相場、人気エリアや人気マンション、マンション買取事例などについて詳しくお伝えします。

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東京都中央区について

最初に中央区についてお伝えします。

人口

2022年1月1日現在における東京都の人口は、163,357人です。昨年の2021年1月1日の人口は162,292人であるため、人口は増加しています。

2021年から2022年にかけて東京都全体としては人口が減少しました。

中央区は湾岸エリアに新しいタワーマンションが次々と建っていることもあり、人口が増加している状況です。

人口推移

中央区の人口推移は以下の通りです。

町名一覧

中央区の町名一覧は以下の通りです。

行政・区の取り組み

中央区の待機児童数は、2021年4月1日時点において85人です。23区内で突出して多く、ワーストとなっています。

中央区の特徴として、湾岸エリアにタワーマンションが次々と建つことから、子育て世代が多くなっています。

湾岸エリアは保育園だけでなく、小学校の児童数も多いですが、保育園の整備が追い付かない状況であり、他の区と比べると保育園には入所しにくくなっています。

ただし、湾岸エリアは新しく整備された街であり、歩道も広く、住環境としては子育てしやすいです。

職住が近接しており、銀座にも自転車で行けるため、環境は抜群に良いといえます。

交通事情（駅・道路）

東京都中央区は、都心3区（千代田区・港区・中央区）の一つであり、日本のビジネス街の中心です。

東京駅は駅舎こそ千代田区ですが、駅の八重洲側は中央区となります。

商業の一等地である銀座も中央区であり、日本の鉄道は全て東京都中央区に向かっているといっても過言ではありません。

そのため、中央区は交通網が極めて発達しており、特に地下鉄の集中度は高いです。

東京メトロは銀座線、日比谷線、丸ノ内線、東西線、有楽町線、半蔵門線が走っています。

都営地下鉄も浅草線、新宿線、大江戸線が通っているため、都内を縦横無尽にアクセスできる環境です。

JRに関しては意外にも駅舎はJR総武快速線の「新日本橋駅」と「馬喰町駅」、JR京葉線の「八丁堀駅」の3つしかありません。

東京駅や有楽町駅、新橋駅といったJR山手線の駅舎は千代田区や港区に属しています。

鉄道網に関しては日本で最高水準に発達している地域となっており、交通利便性は極めて高いです。

また、高速道路に関しては首都高速が走っています。日本でも初期のころから高速道路が整備されてきた地域であり、代表的なものに中央区日本橋の上を走る首都高速があります。

日本橋の上を走る首都高速は、古くからの景観を害することから地下化することが計画されています。

住みたい街ランキングの順位

不動産住宅情報サイト「スマイティ」によると、中央区の「注目の駅ランキング」は下表の通りです。

• 出典：スマイティ「中央区の注目の駅ランキング」

上表のランキングは賃貸を想定しているため、若い世代が賃貸住宅を借りる際に人気がある街が上位に来る傾向があります。

人形町は、都会の中に江戸情緒を感じられる雰囲気が残っており、賃貸需要が高い街です。

月島や勝どきは、湾岸エリアにあり、新築マンションも供給されるエリアであることから底堅い人気となっています。

特に月島は有楽町へのアクセスが抜群であり、もんじゃストリート等の下町情緒溢れる雰囲気も残っていることから、幅広い世代の支持が高いです。

勝どきエリアでは、晴海に東京五輪選手村跡地であるHARUMI FLAGが誕生しました。

土地の少ない東京都で、新たに1.2万人の人口を見込んだ新しい街ができています。海に進出して巨大な街をつくることができるのが中央区の強みです。

また、人気の住宅街として、銀座も4位にランクインしています。

銀座は日本で最も地価の高いエリアであり、外国人観光客も多く訪れる商業地です。

銀座は月島や勝どきエリアと比べるとマンションは少ないですが、希少性は高いため、中古物件でも売りに出されると高額ですぐに売却できます。

東京都中央区のおすすめの不動産買取業者や売却に強い会社については、以下の記事で詳しく解説しています。

ここまで中央区の概要について見てみましたが、次に中央区の中古マンション平均売買相場について見ていきましょう。

中央区の中古マンション平均売買相場

2020年度における中央区の中古マンション平均売買相場は、下表の通りです。

• 出典：公益財団法人東日本不動産流通機構「中古マンションの区市町村別成約状況2020年度」

また、参考までに東京23区の中古マンション平均価格のランキングを示します。

中央区の中古マンションの平均価格は、「5,971万円」となっています。

東京23区の中では4位であり、かなり高い価格水準です。

中央区は都心3区(千代田区、中央区、港区)に数えられる区ですが、湾岸エリアに割安な物件も多いことから、渋谷区よりも平均価格が低くなっています。

23区でもトップクラスの中央区のマンションは、首都圏の中ではかなり高い部類に属します。

以下に、首都圏の各地域と中央区との価格の違いを示します。

首都圏のマンション平均価格は「3,869万円」であるのに対し、中央区は「5,971万円」です。

東京都区部の平均よりも高く、首都圏の中ではトップクラスの価格水準となっていることがわかります。

次に中央区のマンション売買相場推移について見ていきましょう。

中央区の中古マンション売買相場の推移

中央区の中古マンション売買相場の推移を示すと下図の通りです。

出典：公益財団法人東日本不動産流通機構「レインズデータライブラリー」

中央区のマンション価格は、2013年から総じて上昇傾向が続いています。

2013年は日銀が異次元金融緩和政策を始めた時期であり、このころから住宅ローンが低金利になったため、住宅の購入需要が高まっていきました。

住宅の購入需要が高まった結果、マンション価格は上昇中です。

2022年も広い目で見ればまだ住宅ローンは低金利の環境にありますが、細かく見ると金利が上がっている商品もあります。

具体的には10年固定の住宅ローンの金利が上がり始めており、低金利環境は徐々に薄れ始めています。

10年固定の住宅ローンの金利は、10年物国債利回りの利率に連動して上がることが特徴です。

10年物国債利回りは、主要国の政策金利の上昇に引きずられる形で上昇します。

現在、世界の主要国がインフレ対策で金利を上げており、日本も間接的に影響を受けている状況です。

日本も低金利政策によって「悪い円安」が発生しており、低金利を続けることが難しくなってきました。

そのため、近い将来、日本も金利を上げざるを得ないのではないかという見方も強いです。

住宅ローンの金利が上がれば住宅需要が減退し、マンションも売却しにくくなります。

2022年が最後の売りどきかもしれませんので、売却するならタイミングを確認しながら検討しましょう。

次に中央区の間取り別の中古マンション価格について見ていきましょう。

中央区の間取り別の中古マンション価格

中央区の間取り別の中古マンション価格は以下の通りです。

出典：国土交通省「土地総合情報システム」より2021年第1四半期～2021年第4四半期までの1年間の取引実績を抽出して編纂

中央区では、「2LDKや3LDK」といったファミリータイプ向けの単価が高いことが特徴です。

一般的に、マンションの単価は面積が狭い間取りほど高くなる傾向がありますが、中央区の場合、その法則から外れることになります。

理由としては、中央区では「2LDKや3LDK」に築年数の浅い物件が多いのが理由です。

中央区は、近年、湾岸エリアの開発によってファミリー向けの新築マンションが多く供給されています。

中古市場の中に湾岸エリアの築浅物件も多く売りに出されていることから、中央区では「1Kや1LDK」よりも「2LDKや3LDK」の方が単価は高くなっているのです。

2DKに関しても、築年数が古い物件が多く含まれていることから単価が低くなっています。

「L」はリビングを指しますが、リビングのないマンションはニーズが低いため、新築マンションでは供給されなくなって久しいです。

2DKの単価が低いのは、中央区だけに限らない傾向となります。

間取り別のマンション売却については、以下の記事で詳しく解説しています。

次に中央区の築年数別の中古マンション価格について見ていきましょう。

中央区の築年数別の中古マンション平均価格

中央区の築年数別の中古マンション平均価格は、以下の通りです。

出典：国土交通省「土地総合情報システム」より2021年第1四半期～2021年第4四半期までの1年間の取引実績を抽出して編纂

一般的に、中古マンションの単価は築年数が経過するほど低くなります。

中央区においても、総じて築年数の経過に伴い単価が下がっている状況です。

「築20～29年」までは比較的高い単価が維持されており、売却するなら築30年以内に売ることをおすすめします。

築年数別のマンション売却については、以下の記事で詳しく解説しています。

次に中央区の土地売買価格について見ていきましょう。

中央区の土地売買の推移

中央区における住宅地の地価公示価格の推移を示すと下図の通りです。

出典：公益財団法人東日本不動産流通機構「レインズデータライブラリー」

東京都の土地価格は、総じて上昇傾向が続いています。

2021年は新型コロナウイルスの影響を受けて一瞬価格が下がりましたが、2022年には早くも回復している状況です。

価格が上昇中の中央区は、マンションも土地も売却しやすいといえます。

ここまで中央区の不動産売買価格について見てきましたが、次に中央区で人気のエリアについて見ていきましょう。

売買実績から見る中央区で人気のエリア

売買実績（国土交通省「不動産取引価格情報」）から見る中央区で人気のエリアは以下の通りです。

次に中央区で人気のファミリー向けマンションについて見ていきましょう。

中央区で人気のファミリー向けマンション

この章では住まいサーフィン「中央区の中古マンションお気に入りランキング」の情報を元に中央区で人気のファミリー向けマンションを紹介します。

HARUMI FLAG(SEA VILLAGE)

パークタワー勝どきミッド／サウス

HARUMI FLAG(PARK VILLAGE)

HARUMI FLAG(SUN VILLAGE)

パークホームズ日本橋本町

パークホームズ日本橋時

アトラス築地

プラウド銀座一丁目

クレヴィア日本橋

クレヴィア日本橋水天宮前HAMACHO RESIDENCE

ここまで中央区の人気のファミリー向けマンションについて見てきましたが、最後にスター・マイカのマンション買取サービスについてお伝えします。

中央区のマンション買取ならスター・マイカ

これまで中央区のマンション売却についてお伝えしてきましたが、最後にスター・マイカのマンション買取サービスについてお伝えします。

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最後にスター・マイカのマンション買取サービスについてご紹介します。

築年数や状態に応じたリノベーションで、中古マンションの魅力を最大限に引き出すため、新築以上の付加価値を生み出します。

そのため、リノベーションを見越した高い評価が実現するのです。

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マンション買取の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。

スター・マイカの中央区のマンション買取事例

スター・マイカのマンション買取サービスについて紹介しましたが、この章では中央区内の主要エリアの実際のマンション買取価格の事例についてお伝えします。

人形町

八丁堀

新富町

月島

築地

ここまでスター・マイカの中央区のマンション買取事例について見てみましたが、中央区以外の都内マンションの買取にも対応していますので、以下の査定フォームよりお問い合わせお願いします。

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まとめ

中央区のマンション売却について解説してきました。

中央区の中古マンションの平均価格は「5,971万円」で、東京23区では4位となっています。

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スター・マイカ株式会社

“作る”から“活かす”社会の実現をめざし、リノベーション中古マンションを販売する会社です。オーナーチェンジ物件の買い取りを得意とし、常時3,000戸以上保有しています。不動産のプロとして「納得のいく不動産売却」のための情報を発信しています。

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