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マンション売却で戻ってくるお金とは?税金や火災保険は返金される?

マンション売却でかかる各種費用や手数料などがありますが、なかには売却時に戻ってくるお金があるのはご存知でしょうか。

そこで今回の記事では、住宅ローン保証料、固定資産税、火災保険料などのマンション売却で戻ってくるお金の詳細についてお伝えします。

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マンション売却で戻ってくるお金

マンション売却で戻ってくるお金は、具体的には以下の通りになります。

マンションを売却すると戻ってくるお金

  1. 住宅ローン保証料
  2. 固定資産税
  3. 火災保険料(地震保険料)

1.住宅ローン保証料

住宅ローン利用の場合、保証会社の利用が必須となり、保証会社の「利用料」として住宅ローン保証料がかかります。

住宅ローン保証料は、銀行や申し込みした人の年収や勤務先によって異なりますが、数十万円~数百万円が必要となります。

支払いは分割か一括を選ぶことができるのですが、もし一括を選んでいるのであれば返金を受けることができます

もし35年のローンを組んで一括で支払い、住宅ローンを支払い始めて10年程度でマンション売却するのであれば、残り25年分の保証料が返金されることになるでしょう。

例えば、35年返済の住宅ローンで、保証料500,000円を一括で支払い、購入から10年後にマンション売却したとしましょう。

35年間で500,000円なので、1年間の保証料は500,000(一括支払い済みの保証料)÷35(当初の返済期間)=14,185円になります。

そして10年後に売却しているので、残りの期間は25年です。つまり14,185(1年あたりの保険料)×25(残り期間)=356,425円が返金分になります。

なお、金融機関によって多少の違いはありますが、マンション売却時が完了したあと、銀行側に保証料返金を依頼するだけで手続き完了です。

特に難しい申請は必要なく、口頭で依頼するだけでも手続きをしてくれるので、一度相談してみるといいでしょう。

2.固定資産税

固定資産税は、毎年1月1日地点のマンション所有者が1年分の税金を先に支払うという性質があります。

そのため、1年の途中でマンション売却した際は、残りの期間分を買主側から返金してもらうことが可能になります。

売却した後の所有者は買主になるわけですから、返金されて当然といえますね。

例えば、固定資産税等の額が100,000円で、12月1日にマンションを売却して引渡しするとしましょう。

固定資産税は1月1日が起算日なので、100,000(固定資産税額)×31(残り日数)÷365(1年間の日数)=8,493円を買主に支払ってもらうことになります。

マンションを引渡した日を基準に日割り計算をして、買主から売主にお金を支払います。

つまり1年のうち6か月経過しているのであれば、残り6ヶ月分の固定資産税を日割り計算して買主からもらえるわけです。

なお、日割り計算などは買主や売主がする事はなく、仲介している不動産会社が計算します。

買主に対する支払いの請求や、お金の徴収等も不動産会社がすべて行ってくれます。

マンションにかかる固定資産税については以下の記事で詳しく解説しています。

3.火災保険料(地震保険料)

マンションを購入する際、万が一に備えて地震保険も内包した火災保険に加入します。

住宅ローンの利用条件の中に火災保険の加入が入っていますので、ほとんどの人が火災保険を利用してることでしょう。

マンション購入における火災保険は、加入期間は自分で自由に選べるものの、基本的に一括払いになります。

35年間の加入であれば、50万円から100万円の保険料を支払うことになるでしょう。

もし35年間の火災保険を一括で支払った状態で、火災保険加入から10年目でマンションを売却するのであれば、残り25年間分の火災保険料を返金してもらうことができるのです。

保険料500,000円(年数35年)の火災保険を加入して、購入してから10年後にマンション売却して火災保険を解約したとします。

35年間で500,000円なので、1年間の保証料は500,000(一括支払い済の保険料)÷35(加入年数)=14,185円となります。

それから解約後の残り期間25年を加味すると、14,185(1年あたりの保険料)×25(残り期間)=356,425円が返金分になります。

火災保険料の返金は、あなた自ら保険解約を申し出なければいけません。

あなたが知らせなければ、保険会社はマンションを売却したことすら把握していないので、自分で保険会社に連絡をして、マンションを売却したことと保険解約の旨を申し出ましょう。

近日中に指定した口座に返金の振り込みがあります。

ここまでマンション売却で戻ってくるお金について見てきましたが、次にマンション売却で戻ってこないお金について詳しく解説します。

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マンション売却で戻ってこないお金

ここまではマンション売却をしたら戻ってくるお金について紹介してきましたが、「修繕積立金」と「管理費」は戻ってきません。

どちらもマンション管理組合の維持・運営のために使われる財源だからです。

マンション売却のたびに返金していては、安全な資金としてストックしておくことができません。

そのため、「一度入金された管理費と修繕積み立て費は返金しない」と、マンションの規約でルールが決められています。

ネットを見ていると「修繕積立金や管理費が返金される」と説明している記事がありますが、基本的に管理組合から返金されることは無いため、注意が必要です。

ただし、売主・買主間で日割り清算を行う場合はその分が手元に戻ってきますので、売却時には清算金の確認をしっかり行いましょう。

マンション売却でかかる費用や手数料

マンション売却でかかる費用・手数料は以下の通りです。

マンション売却でかかる費用や手数料

  • 仲介手数料
  • 登録免許税
  • 印紙税
  • 住所変更登記
  • 引っ越し
  • ローン一括返済手数料
  • 各種証明書の発行手数料

マンション売却でかかる費用や手数料の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。

マンション売却に関する注意点

ここまで、マンション売却で戻ってくるお金に関するさまざまな知識を紹介してきました。

戻ってくるお金そのものは多いですが、自分で何らかのアクションをしなければならないお金もあるということをご理解いただけたと思います。

マンション売却を終えた後、お金を返金してもらう上で注意していただきたいことが1つだけあります。

それは「多くの不動産会社は、マンション売却後に戻ってくるお金の案内をしない」ことです。

特に顕著な例が「住宅ローン保証料」「火災保険料」でしょう。

一般の人が知らないのは当たり前ですから、プロである不動産会社側がこの事実を教えてあげるべきなのですが、「売るまでが仕事」と割り切る会社が多いので、教えてもらえないことが多いのです。

しかし、中には戻ってくるお金について、親切に説明してくれる不動産会社も存在します。

早く高く売ることだけではなく、売却時のトラブルを避けるためにも、中古マンションの売買実績がある優良な不動産会社を見極めるようにしましょう。

また、ご自身でマンション売却の流れについても確認しておくと良いでしょう。

3ヶ月経っても売れないのは販売戦略ミスかも!?

公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2020年)」によると首都圏の中古マンションの平均販売期間は約3ヶ月(88.3日)となっています。

また、中古マンション価格に目を向けてみると、第一回緊急事態宣言が出された2020年4月に一旦大きく値下がりしていますが、5月にはすぐに回復に転じ現在では、緊急事態宣言以前の水準よりも価格が上昇しています。このことから、中古マンション市場の活況感が伺えます。

長期的な観点でも2012年以降、継続して成約価格が上昇傾向にあるため現在は「売り時」といえるでしょう。

 

中古マンション成約状況

コロナを経て今が売り時であるにも関わらず、平均販売期間の3ヶ月以上が経過しても売却ができていないのであれば、ちょっと焦らなければならないかもしれません。

いつまでも売却できない場合、以下が要因として考えられます。

  • 設定している販売価格が高すぎる
  • 「築年数が古い」「室内状況が悪い」といった、個人が買主となる「仲介」という売却方法では売りにくい物件である

売却活動を始めてから3ヶ月を超えている場合は、そもそもの販売戦略を間違えている可能性があります。「仲介」から「買取」という売却方法へ切り替えることも検討しましょう。

仲介と買取の違い

買取とは、マンションの売却方法の一種で、一般的な仲介による売却とは異なり不動産会社が直接買主になります。

仲介と買取の違い

仲介会社は売主と媒介契約を締結したのち、なるべく高い価格で売却するために顧客への紹介の他、チラシやインターネットによる販売活動を行い、広く買主となる人を探します。

すぐに買主が現れ、高く売れる場合は問題ありませんが、買主が見つからない場合は、販売期間が長期化したり、当初設定した価格を下げざるを得なくなります。

仲介会社が直接購入する訳ではないので、仲介会社の査定は売れる可能性が高い推定の価格です。

一方で、買取価格は買主となる不動産会社が実際に購入可能な買える価格を提示していますので、場合によっては最短で数日で契約・決済まで完了させることができます。

スター・マイカでは、独自のデータベースによる正確な査定を行っており、9割超のお取引で最初に査定した価格またはそれ以上の価格で実際に買取を行っております。

実際査定を依頼いただく方の多くが仲介による販売活動を経験し、比較検討されています。

参考に買取価格を知りたいという方もお気軽にお問い合わせください。
最短2時間、遅くとも翌営業日までに査定結果をご連絡させていただきます。

査定依頼はもちろん無料です。

仲介と買取の売却方法の違いを詳しく知りたい方には、こちらの記事で詳しく解説しています。

URILABOの運営者

スター・マイカ株式会社

“作る”から“活かす”社会の実現をめざし、リノベーション中古マンションを販売する会社です。オーナーチェンジ物件の買い取りを得意とし、常時3,000戸以上保有しています。不動産のプロとして「納得のいく不動産売却」のための情報を発信しています。

スター・マイカ株式会社 宅地建物取引業者免許 国土交通大臣(03)第8237号
当社は、東証プライム上場のスター・マイカ・ホールディングス株式会社のグループ企業です

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